FC2ブログ
プロフィール

bakui

Author:bakui
駒澤大学の公認団体「幕末維新史研究会」の活動ブログです。

初めての方はこちらをご覧下さい。
幕末維新史研究会について
問い合わせなど→19930531rie★gmail.com(★→@)

カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
1288位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
歴史
163位
アクセスランキングを見る>>
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
リンク

研究報告「品川台場の立地環境」

こんにちは。1年の手島です。
10月22日に行った研究発表について報告させていただきます。

今回は「品川台場の立地環境」という題で、品川台場建築時の史料や地図を用い、台場の立地環境とその背景について考察しました。

品川台場は、1853年のペリー来航後、江戸湾の海防強化のために江戸幕府が作らせたものです。計画当初は全11基を作る予定でしたが、財政が苦しい状況にあったので、結局完成に至ったのは5基にとどまりました。

築造時、厳しい財源で短期間で完成させるために、江戸湾の特に浅い部分を埋め立てました。そして台場前方の水深は5メートルに満たない浅瀬が続くことになり、喫水の深い大型の艦船は近づくことはできなくなりました。

また計画当初の11基で防衛"線"を作り、小型船に対応しようとしていたようですが、8~11番は計画から外されてしまったため、不完全なものとなってしまいました。

それでも、海岸沿いに並んだ台場とともに2重の防衛形態をとることで、防衛としての機能を発達させました。
ペリー2度目の来航までに完成には至りませんでしたが、廃止されるまで外国船による武力行動の抑止力として機能していくことになります。

今回は地形を中心にみてきたことで視野が狭くなり、品川台場の立地がどれだけ優れているのか、設計した江川太郎左衛門がどれほど考えたものなのかわからないままになってしまいました。今後は、同時期に築造された全国の台場と地形以外のところでも比較して、その立地環境について改めて考察していきたいと思います。
また江川の史料も調べることができなかったので、それもふまえてやっていきたいです。
先輩方からも多くのご指摘をいただきました。これからの活動に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。


以上で報告を終わります。
ありがとうございました。
スポンサーサイト

Comment

非公開コメント