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研究報告「幕末期における中国の影響」

こんばんは、2年の永田です。
6月19日に行った研究発表について報告します。

今回の発表では、幕末期における中国の影響として、清の思想家である魏源の書物『海国図志』や『聖武記』などを取り上げ、それらの書物が日本に伝わり、日本の知識人たちへ与えた影響などについて考察しました。

イギリスが清に仕掛けたアヘン戦争は清朝に対する西洋文明の圧迫と衝撃を一気に与えることとなりました。結果として、清の知識人たちの中には西洋の文化を受容し、また西洋に対抗しようと考える人が現れ始めました。

その中の1人として魏源がいます。魏源は『海国図志』の「籌海篇」において、「夷の長技を師として以って夷を制する」という西洋の科学技術を学びその科学技術により西洋諸国に対抗するということを主張しました。

このような考えは清よりも日本において大いに受容されました。また、川路聖謨、佐久間象山、吉田松陰、松平慶永、島津斉彬、西村茂樹、橋本左内、横井小楠、井上毅などの人々が『海国図志』を読んでいたことが知られています。そしてそれぞれの解釈に基づきその後の行動に影響を与えたことが史料を通して理解することができます。
アヘン戦争が及ぼした影響は清国だけに止まらず日本にまで及び、大きな転換点となりました。

今回の発表では、書物の紹介や影響を受けた人々について軽く触れただけで詳しく踏み込むことができませんでした。
また、当時の幕府側の意見や清朝廷の様子、影響を受けた人々のその後のことなどまだまだ調べることがたくさんあります。次回の発表に活かせるように様々な史料を読んで理解を深めていきたいと思います。

以上で報告を終わります。
ありがとうございました。
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