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Author:bakui
駒澤大学の公認団体「幕末維新史研究会」の活動ブログです。

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6月26日の活動報告


はじめまして。今年度から活動に参加させていただいております、1年の手島碧香です。
4月から古文書講読を始めてからますます歴史を楽しく感じています。先輩方をみて、より一層励んで活動に取り組んでいきたいと思っています。

では、6月26日の活動報告をさせていただきます。
6月最後の今回も『復古記』の一部を講読しました。今までに読んできたものとは違い、漢文を読んでいるようでした。レ点や一二点、返り字が多く読むのに苦労しました。
また、敬意を示すために用いられる、「欠字」や「平出」、「台頭」という表記があるということも学びました。

グループワークでは、後期からのくずし字のさわりということで、坂本龍馬による「新政府綱領八策」の一部分を読みました。その部分は辞書を使わずとも読めるとのことで、確かになんとなく読むことは出来ました。

IMG_1621.jpg

後期のくずし字の講読が待ち遠しくなりました。なかなか大変だと耳にしておりますが…。先輩方のご指導の下、どんどん知識を吸収して成長していけるよう精一杯頑張ります。

以上で報告を終了させていただきます。
ありがとうございました。
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研究報告「幕末期における中国の影響」

こんばんは、2年の永田です。
6月19日に行った研究発表について報告します。

今回の発表では、幕末期における中国の影響として、清の思想家である魏源の書物『海国図志』や『聖武記』などを取り上げ、それらの書物が日本に伝わり、日本の知識人たちへ与えた影響などについて考察しました。

イギリスが清に仕掛けたアヘン戦争は清朝に対する西洋文明の圧迫と衝撃を一気に与えることとなりました。結果として、清の知識人たちの中には西洋の文化を受容し、また西洋に対抗しようと考える人が現れ始めました。

その中の1人として魏源がいます。魏源は『海国図志』の「籌海篇」において、「夷の長技を師として以って夷を制する」という西洋の科学技術を学びその科学技術により西洋諸国に対抗するということを主張しました。

このような考えは清よりも日本において大いに受容されました。また、川路聖謨、佐久間象山、吉田松陰、松平慶永、島津斉彬、西村茂樹、橋本左内、横井小楠、井上毅などの人々が『海国図志』を読んでいたことが知られています。そしてそれぞれの解釈に基づきその後の行動に影響を与えたことが史料を通して理解することができます。
アヘン戦争が及ぼした影響は清国だけに止まらず日本にまで及び、大きな転換点となりました。

今回の発表では、書物の紹介や影響を受けた人々について軽く触れただけで詳しく踏み込むことができませんでした。
また、当時の幕府側の意見や清朝廷の様子、影響を受けた人々のその後のことなどまだまだ調べることがたくさんあります。次回の発表に活かせるように様々な史料を読んで理解を深めていきたいと思います。

以上で報告を終わります。
ありがとうございました。

研究報告「幕末期における部落民」

こんにちは。2年の笠原です。
6月16日(土)に行った研究発表について報告します。


今回扱ったテーマは、幕末期の被差別部落民、いわゆる「穢多」「非人」「賤民」と呼ばれた人々の実態です。
今回の発表では、幕末期の部落民の職務など生活環境を前提として、関東圏や関西圏に加え、長州藩や薩摩藩や高鍋藩、そして瀬戸内海・大三島の部落民の史料を扱いました。ある特定地域ではなく、幕末期の様々な地域の部落民関係史料を扱うことで、俯瞰的に捉えることができました。

近世の部落民支配は、江戸・浅草の弾左衛門が13代にわたって取り仕切っていました。弾左衛門は幕末期において、長州再征に西国部落民を派遣した功を認められ、身分引き上げを許されました。

今回は、その弾左衛門支配下における斃牛馬の処理の意義や諸問題や、明治期の解放令について、主に考察しました。


1年では、幕末期の民衆思想を扱ったのでその延長として、農村に近い存在である、部落民を今回の研究テーマに選びました。いわゆる"グレーゾーン"とされてしまうテーマだったかもしれませんが、史料を探すにあたり、法令集などから当時の幕府や農民の部落民に対する記述を多く見ました。全てをレジュメ内で扱うことはできませんでしたが、これらは幕末期の民衆を考察するにあたって非常に興味深い史料でした。


今回は土曜という貴重な時間に、先輩方、同輩、後輩に発表を聞いていただきました。たくさんのご指摘や質問、さらにレジュメの赤入れもいただきました。
心よりお礼申し上げます。
今回いただいたご指摘と反省を、翔龍作成に向けて生かしていきたいと思います。


以上で報告を終わります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
失礼します。

研究報告「いろは丸衝突事件」

こんばんは。2年の前島です。
6月16日に行った研究発表について報告させていただきます。

今回は「いろは丸衝突事件」という題で、土佐藩所属の海援隊が大洲藩から借用して運用していたいろは丸と紀州藩船明光丸の衝突事故について、両藩の史料を用いて考察しました。

この衝突事故は、日本で初めての汽船衝突沈没事故と言われ、海上での船舶同士の衝突を防ぐ「海上衝突予防規則」もきちんと制定されていない中での解決が図られることとなりました。

今回の報告では、両藩の航海日記から衝突時の状況を明らかにしたのちに、長崎で行われた談判で主な焦点となった衝突の状況、いろは丸の舷灯(夜間に航行する際につける灯)の有無や明光丸の当直士官の有無についてを両藩の主張を元にまとめ、その主張の真偽について考察しました。

今回は事件の概要や両藩の主張に関する記述が多くなってしまい、解決に向けた重要な局面である長崎における談判の考察があまりできませんでした。
また、いろは丸とともに沈没してしまった積荷も談判における賠償金の支払いに大いに関係しているのですが今回は調べることができなかったので、機関誌作成の際には積荷についても調べ、先輩方からいただいたアドバイスを生かしさらに内容の濃いものを作っていきたいと思います。


以上で報告を終わります。
ありがとうございました。

研究報告「維新期における神戸事件の意義」

こんばんは。2年の小笠原です。
6月12日に行った2年生の研究発表について報告します。

今回の発表では開国以来、頻発していた外国人殺傷事件の1つである神戸事件に焦点を当て、当時の外交や内政に及ぼした影響を考察しました。

神戸事件とは神戸居留地で備前(岡山)藩の行列を横切ったフランス水兵を無礼とみなした備前藩士がフランス水兵を斬りつけたことを契機に外国側と銃撃戦に発展し、一時神戸が外国軍隊に占拠されるに至った事件です。

神戸事件は明治政府が発足した直後に起きた事件であり、明治政府にとっては初の外交問題でありました。

そのため、政治基盤が整っていないことに加え、外交交渉の経験がない明治政府は外国側の強硬的な姿勢を目の前に賠償要求を受け入れざるを得ない状況でありました。

しかし、明治政府はただ要求を受け入れたわけではなく、事件についての外交交渉を利用することで成果も得ていました。

それは、諸外国から国際的信用の強かった幕府に代わり、日本の正当な政権が明治政府であるという承認を獲得したこと。
また、倒幕のために掲げていた「攘夷」の方針を「開国」の方針へ転換したことを国内に示したこと。

これらの成果は、明治政府が政治を開始する上で重要なことでありました。

神戸事件の詳細は不明な点が多く、今回使用した「復古記」や「日本外交文書」の史料批判を通して再度、事件を検討する必要があると感じました。

今回は神戸事件を取り上げましたが、これ以降も続く外国人殺傷事件にも焦点を当てて、維新期の外交・内政に及ぼした影響を考察していきたいと思います。

以上で報告を終わります。
ありがとうございました。

研究報告「鳥羽伏見戦争の意義」

こんにちは。2年の久野です。
6月12日に行われた研究発表についてご報告させていただきます。
今回僕は「鳥羽伏見戦争の意義」という題で、主に新政府と西国の諸大名に注目して研究の報告をさせていただきました。

主に戊辰戦争の先行研究の中から、新政府や西国諸藩に対する考察において、鳥羽伏見戦争前後の政府や諸藩の動きを比較することでその意義を見い出そうと試みました。

鳥羽伏見戦争後に出された徳川慶喜討伐令や西国諸藩の動向の変化から、鳥羽伏見戦争における意義というものは見い出すことができた思います。しかし、政府内の武力討幕派と公議政体派の前提としての考察を上手くまとめることができず、そのため、先行研究に依ることが多く、自分の考えを入れることができませんでした。

今回の研究報告は先行研究に頼ることが多く、深く考察することができませんでした。なので、次からはもう少し余裕をもって研究対象に向き合い、自分自身の考えを入れられるように、これからさらに努力をしていきたいと思います。


以上で報告を終わります。
ありがとうございました。

【再掲載】2年生研究発表のお知らせ

こんにちは
副チーフの大澤より、2年生の研究報告についてお知らせ致します。

日程は以下のとおりです。


6/12(火)18:00~19:30
教場:7-402

○久野晃徳「鳥羽伏見戦争の意義」

○小笠原悠「維新期における神戸事件の意義」

6/16(土)14:40~16:10
教場:7-403

○前島清乃「いろは丸衝突事件」

○笠原薫「幕末の部落民」

6/19(火)18:00~
教場:7-402

○永田一樹「幕末期における中国の影響」

去年の10月、慣れないレジュメ発表に戸惑っていた彼らが、果たしてどれほど成長した姿を見せてくれるのか、私はとても楽しみにしております。
きっと1年生の手本となる、素敵な発表を見ることができるでしょう。

プレッシャーはかけていませんよ。決して。



お時間ある方は、是非聞きにいらしてください。
お待ちしております。

以上、お知らせでした。

6月5日の活動報告

はじめまして。
今年度から幕末維新史研究会に参加させていただいております、1年の久保田です。
初めてのブログに緊張していますが、温かい目で見守っていただけたら幸いです。


それでは、6月5日の活動報告に移らさせていただきます。


今回は『復古記』より「白河口戦記」の一部を史料講読しました。
鶴ヶ城籠城戦の最中である8月29日。新政府軍は旧幕府軍に苦戦を強いられていたが、新政府軍が援軍を得ると勢いを盛り返し、勝利を収めた。という内容でしたが、まだまだ辞書で調べなければ読めない字が多く、日々勉強だなと感じました。
早く先輩方のようにスラスラと読めるように、また訳せるようになりたい...と強く思いました。


気が付けばもう6月に入り、来週には2年生の先輩方のレジュメ発表があります。
先輩方の発表を楽しみに、また、後期には私たち1年生にもレジュメ発表があるので、今回の発表で様々なことを吸収できるように頑張ります。


まだまだ分からないことだらけですが、先輩方のご指導の下、一歩ずつ成長していきたいと思いますので、これからどうぞよろしくお願いします。


以上で報告を終わります。
ご清覧いただきありがとうございました。